あじさいの街
海岸沿いには黄金色の風が吹いて
列車の窓から僕の頬を染めてゆく
波に遊ぶ二人を見れば
君の声が聞こえてきそうなんだ
あじさいの街を行く
僕を乗せて
君の面影を残したまま
もう少しすれば通り雨が街を濡らす
君が使ってた青い傘が懐かしい
振り返れば振り返るほどに
遠く遠く離れていきそうで
色褪せることのない時間を今胸に閉じこめて
君にSay goodbye
窓を過ぎてく景色が告げる
It’s time to say goodbye
遠く遠く離れて行くんだね
あじさいの街を行く
僕を乗せて
君の面影を残したまま