初恋
この雨が止めば夕日を見に行こう
ドキドキしながら君を誘ったんだ
幼い僕の胸を焦がした君
今でも覚えてるよ 幻の季節
もう少し あと少しだけそばに居たかった
僕の頬が赤かったのは夕日のせいじゃない
この街の隅に 明かりが灯るころ
一番星を君が見つけたんだ
無邪気なその姿に想いは募れど
幼い恋心は風にさまようだけ
もう少しあと少しだけ 君を知れたなら。。。
ぼんやり浮かんだ月が やけに綺麗だね
一時の静けさに包まれた後で
精一杯の笑顔見せて「さあもう帰ろうか」
もう少し あと少しだけ 一緒に居たかった
でも本当はわかってたんだ 君の好きな人
ぼんやり浮かんだ月がやけに綺麗だった
今でも覚えてるよ 君が好きだった
遠い遠い昔の 叶わぬ初恋